--  Villa 湯河原  --

■山側にはヤブニッケイの巨木が生えていました。この下をくぐってアプローチしようというのが設計のスタートとなりました。

■巨木のゲートをくぐると、真っ白なロータリーに出ます。そして石貼の母屋が見えてきます。

■母屋の中央にエントランスがあり、ここにバリ島で彫らせたチークの扉を据付けました。

この扉を開け玄関を抜けると、空間は一気に拡がります↓

■このラウンジが全体の中心です。円形ソファの向こうには桜と楠の大木がそびえ、ちょうどその間から海がゆったりと見えてくるのです。

■天井もライムストーンの床も外部まで伸ばし、空間を膨張させて実際以上の拡がりを感じさせるとともに、ガラスの存在感を消そうとしています。

■大屋根の下にはロフトがあります(上の写真の左上)。そこから見下ろすと、床が外部に張り出している様子が分かります。

■ラウンジ夜景。

■ラウンジ外観。
■母屋西端のダイニングからはパーゴラが外に伸び、その先にバーベキュー棟を置きました。海の眺めばかりでは飽きてしまうかもしれないと思い、森に抱かれた寛ぎを求めた結果です。
■バーベキューは準備も楽で、来客のもてなしにはうってつけ。外で食べれば三倍美味く、非日常の世界で盛り上がります。
■浴室は海に面する最先端。さらに浴槽は半分外に突き出して、海への絶景を望みます。

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(C)株式会社 榎本弘之建築研究所