--客室2【桃花】--

 

道路側外観。川と道路に挟まれた細長い敷地にそっと置かれた和風ヴィラの佇まい。

この棟だけはバリアフリーとするため平屋建て。右側の玄関扉から入ると、敷瓦の土間に出てリビングに至ります。
リビングを反対側から見る。 畳の中に掘り炬燵、天井は暖かみに溢れた杉板が間接照明でライトアップされます。
掘り炬燵に座ると、足湯テラスの向こうに水鏡となる水盤が、そしてさらに藤木川畔の素晴らしい緑が見えてきます。

同じ眺めでも半屋外に出ると開放感はずっと拡がります。さらさら流れる渓流の水音につつまれ、足湯に浸かって心を開けば、このうえなくリラックスした時間が過ごせることでしょう。

水盤に面した展望ラウンジ。その時々の気分に合わせて複数の居場所を選べるよう、多様なスペースを用意しておくことが、長い滞在には重要なことだと思います。
水盤の夜景。右が展望ラウンジ、左が藤木川の渓流、そして正面が川に突き出る露天風呂です。
各室にこんな大きな温泉の付いた旅館というのは、あまり他に類を見ないでしょう。
パウダールームから浴室を見る。右側のガラス戸からは、川下側への展望が拓けるウッドデッキに出られます。
各棟の寝室は畳の上にベッドを設え、ヘッドボードには和模様をレーザーカットしました。

客室3【朝葱>>>


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