-- スタンレー電気製LED --
スタンレー電気製LEDは、世界のどこにもない素晴らしい特長をいくつも持っています。 まずは防水性。スタンレー電気は自動車用ヘッドライトのトップメーカーであり、時速100kmで豪雨の中を走れる防水性の高さには、長年の実績があります。世界で唯一 そのまま雨晒しに出来るLED球だから、あの大きくて高価な防水ケースがいらないのです。これは灯具をコンパクトにするというだけでなく、デザインに大きな自由度を与えてくれるものとなっています。 |
次に、レンズで完璧な配光と均整度がとれているというのが第二の特徴です。 他社のLEDは、米粒のようなローパワーLEDチップを必要な数だけぎっちり敷き詰めているだけなので、基本的には上の右図のように道路の短い範囲にしか光が拡がらず、逆に向かいの住宅には無駄な光を浴びせて【光害】を生んでしまいます。また大きな反射傘が必要になるので、器具も肥大化せざるをえません。それ対して、スタンレー電気は日本で唯一 街路灯用としてハイパワーLEDに特殊なレンズを密着させたLEDを製造しており、左図のように無駄なく拡がる均整度の高い光を発生させています。光が細長く拡がるので、街路灯の間隔を大きくあけることができ、結果的に同じ長さを少ない消費電力で均一に照らすことが可能になっているのです。 第三に、LEDチップの信頼性の高さも大きな特徴です。近年、地球温暖化防止のかけ声の下にLEDが数多く使われ出していますが、元々LEDは歩留まりの悪い(不良率の高い)素子であり、外国製のLEDの中には発火・爆発事故が多発しているものもあるのが現状なのです。この点では、国産品の製品管理が世界を大きくリードしていると言ってよいでしょう。 さらには10年以上も黄変しないポリカーボネートの技術では、他の追随を許さないものがあります。灯具前面のポリカやアクリルは、通常品では数年で黄色く着色してしまい、光を遮ってしまうのです。
灯具としては、このコンパクトさを初めとした特長を、そしてまたヒートシンクの美しさを 如何にデザインに生かしていくか、という点からスタートしました。 |
(C)株式会社 榎本弘之建築研究所