2010年3月にトキ交流会館（佐渡）に設置されたsuperCaLeCS-001TのLED灯具は、トキを抽象化したデザインでしたが、それを更に洗練させ、12Ｗ1灯の防犯灯として2種類を開発しました。外形は羽根を振り上げた形と振り下ろした形の純白なシルエットで、中央のみトキ色とし、先端には嘴の赤を入れています。（下図を参照下さい）この2種類を道路沿いに交互に設置することにより、移動するにつれてパラパラマンガのように、羽根を上下させるトキが見えてくるという具合です。

それが上海万博の日本館に展示されました。新潟と関係の深い日本ケミコン株式会社様のご尽力により、新潟の未来を象徴するテクノロジーの一端として、日本館イベントホールの新潟フェアで設置されたのです。シンプルだが愛らしい形状と、遠くまで届く均一な光が好評を博しました。